昼寝から起きたあと、カーテンを少し開けて、床に座らせて撮る。それが応募写真の、いちばん多い現場だと思います。スタジオを予約してから考えよう、と先に調べ始めると、応募そのものが先延ばしになります。事務所のオーディションでも、雑誌の一般公募でも、最初に見られるのは文章より写真です。
月齢、雰囲気、いまの顔が、写真から確認できないと、その先の話に進みません。上手な写真だから受かる、という保証はありません。ただし、暗い、古い、加工が強い一枚は、確認そのものができません。泣いている一枚だけを「感情が出ている」と思って送って、顔が分からない、という失敗もよく聞きます。
この記事は、応募写真の撮り方です。合格率の数字は出しません。募集ごとの枚数と期限は、その公式が正です。アルカナムベビーに出す場合の詳細は募集ページにあります。
たまひよ公式が、自宅に伺った撮影とスタジオ撮影を並べている投稿です。応募の一枚は自宅のスマホで足りることが多く、採用後の撮影は別、という切れ方がここに出ています。条件の本体はたまひよの記事と公式フォームです。
撮影現場の道具と一緒に、赤ちゃんモデルは常に募集、スマホからも受け付け、と書いた投稿です。現場の写真と、応募用の自宅写真は別物です。
採用後の誌面撮影は、応募の自宅写真とは別です。公式が読者モデルの撮影カットを紹介している投稿です。
最初に見られるのは、文章より写真
赤ちゃんは、指定された表情を長く作れません。書類で見られるのは、いまの顔と全身、保護者がどんな場所で撮っているか、です。プロフィール文より先に、写真で「この月齢の子か」が決まります。
見ている側が知りたいのは、次です。
- いまの月齢の顔か
- 目が開いていて、顔が分かるか
- 体の大きさ、動きの段階が分かるか
- 加工で別人になっていないか
家族の記念写真としては良い一枚でも、応募には向かないことがあります。逆に、部屋が狭くても、窓の光で顔が分かれば足ります。スタジオ予約は必須ではありません。
事務所応募でよく求められる2点
アルカナムベビーは、明るい場所で撮った、加工していない顔写真と全身写真の2点です。募集ページの指定が、枚数の正です。
顔写真は、目、鼻、口が隠れないカットです。帽子のつば、手、おもちゃ、フィルターのスタンプが顔に重なっていると、確認できません。真横だけ、後ろ姿だけも、顔の応募写真としては足りません。
全身写真は、頭から足までが切れていないカットです。座っていても、ハイハイでも構いません。足元がフレームアウトしている、大人の膝だけが写っている、という状態は避けてください。服装は普段着で足ります。衣装レンタルを応募条件にしていません。
兄弟が写っていても構いません。ただし、応募する子の顔が、一目で分かることが先です。双子やきょうだいで出す場合は、募集側が「全員分の顔」を求めているかを見てください。
自宅で撮るときの具体的なやり方
場所は、窓の近くが扱いやすいです。逆光で顔が黒くなるときは、窓を背にしないでください。夜の暗い部屋でフラッシュだけ、という一枚は、影が強く残りやすいです。昼の自然光を優先してください。
背景は、散らかっていても読めますが、ポスターやテレビの光が顔に重なると見にくいです。白い壁や、無地の布団の上が分かりやすいです。背景をアプリで差し替える必要はありません。差し替えは、加工と同じ扱いになりやすいです。
撮るタイミングは、起きていて機嫌が悪くないときです。泣いている写真だけを送る必要はありません。眠い直後、空腹の直前は、目が開きにくいことがあります。何枚か撮って、目が開いているカットを残してください。
カメラはスマホで足ります。顔に寄るときは、ピントが目に来ているかを見てください。広角の歪みで顔が膨らんで見える位置は、少し離れて撮り直してください。連写して選ぶ方が、一発勝負より楽です。
保護者が写る募集なら、大人の顔も隠れないようにしてください。たまひよのように顔、全身、家族の3点を求めるフォームでは、赤ちゃんのアップだけでは欄が埋まりません。条件はたまひよの記事と公式フォームを見てください。
送らない方がよい写真
次は、確認ができないか、別の意図に見えやすい写真です。
- 美肌、盛り、背景差し替えが強い
- 3カ月以上前で、今の顔と明らかに違う
- 顔が暗く、目が開いているか分からない
- 他の子の顔が大きく、応募する子が判別できない
- スクリーンショットや、他人のSNSからの転載
- 印刷した写真を再撮影してつぶれている
古い写真は、月齢が案件と合っているかの判断を誤らせます。かわいい時期のベストショットより、撮った日が言える今の写真を出してください。
合格を写真だけで決めるものではありません。写真が良いのに、対象月齢や所属条件で止まるともあります。逆に、普通の自宅写真でも、条件が合えば次の確認に進みます。
雑誌やメーカー公募は、期限と枚数が先
事務所の2点と、雑誌・メーカーの指定は同じではありません。先に公式の枚数、向き、期限を見てから撮ってください。同じフォルダの写真を、条件が違う募集へ無点検で使い回すと、期限切れや不足で止まります。
たまひよの読者モデルは、いまの公式フォームで3カ月以内の写真と、顔のアップ、全身、できるだけ家族全員が写った写真の3点を求めています。画像は各3MB以下、とフォーム側にあります。詳細はたまひよの記事と公式フォームです。
おむつメーカーや商品の一般公募は、その回の募集ページが正です。パンパースの全国CM・パッケージを一般公募で探す話は、パンパースの記事に分けています。金額は公式に無い数字を足しません。
一般公募全体の置き方は一般公募の記事です。撮影会でその場の写真を使う募集と、家で撮った写真を送る募集も違います。会場のルールは、その開催案内だけを見てください。
同じ写真を使い回すときの順番
使い回してよいのは、今の顔が分かって、各募集の期限を満たしているファイルです。フォルダ名より、撮った日を残してください。3カ月以内、と書いてある募集に、半年前のベストショットを入れないでください。
先に事務所の2点(顔と全身)を撮り、次に雑誌が家族写真を求めるなら、同じ日に家族カットを足す、という順番が無駄が少ないです。メーカーが「商品と一緒」「指定の色の服」と書いてあるときは、その条件の一枚を別に撮ります。無地の自宅写真を、指定カットの代わりにしないでください。
ファイルサイズは、フォームの上限を見てください。たまひよは3MB以下、とフォームにあります。他の募集は、その画面が正です。圧縮しすぎて顔がつぶれる方が、サイズオーバーより困ります。解像度の再送を頼まれることもある、とたまひよの要項にあります。暗い拡大より、最初から明るい原版を残してください。
合格通知が来てから宣材を撮り直す事務所はあります。応募の一枚を、宣材の完成形だと思わないでください。応募は確認、宣材は別料金や別日取り、という切れ方があります。費用は費用についてです。
よくある質問
プロに撮ってもらう必要がありますか。
事務所応募の2点は、自宅の明るい写真で足りることが多いです。宣材のスタジオ撮影を後から案内する事務所はあります。それは応募写真とは別の話です。費用は費用についてで確認してください。
加工はどこまでだめですか。
明るさの軽い補正より、肌の塗りつぶしや背景差し替えの方が、今の顔の確認を邪魔します。迷ったら、撮ったままに近いファイルを出してください。
兄弟で同じ写真を使えますか。
応募する子が分かれば使えることがあります。募集が一人ずつ写真を求めるなら、分けてください。
何枚も出し続けてよいですか。
募集が更新を認めているなら、期限切れの写真は差し替えてください。同じ古い一枚を何回も送っても、今の月齢は伝わりません。
まとめ
応募写真は、明るい顔写真と全身写真が基本です。加工と古い写真を避け、雑誌やメーカーは公式の枚数と期限を先に見てください。写真は確認のための材料であり、合格を一枚で決めるものではありません。
